東部自動車整備協同組合とは?
愛知県東部自動車整備協同組合は、愛知県東三河の5市1郡(豊橋市・豊川市・蒲郡市・新城市・田原市・北設楽郡(稲武町を除く)の人口76万人、車両保有台数60万台)を区域とした自動車整備事業に取り組む事業者で結成された団体です。
当組合は、組合員の相互扶助の精神に基づき必要な共同事業を行い、組合員事業場を始めとする整備業界の社会的地位の向上を図るために各種事業を展開しています。
また、傘下整備工場の近代化を図り、経営の安定と企業としての発展を図るため愛知県自動車整備振興会と連携し、業務委託契約を締結しています。さらに、整備主任者技術研修、街頭検査・マイカー点検教室開催による点検整備の啓蒙、交通安全活動等の公益事業に関しても整備振興会に全面的に協力しています。
事務棟
予備検査場
第一会議室
第二会議室
組合配置図
組合概要
名称 | 愛知県東部自動車整備協同組合 |
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所在地 | 〒441-8077 愛知県豊橋市神野新田町字京ノ割18番地 |
敷地面積 | 事務所棟1階 180.7㎡ 2階 174.2㎡ 延床面積 354.9㎡ 予備車検場(鉄骨造平屋建) 304.1㎡ |
連絡先 | TEL: 0532-32-8831 FAX: 0532-32-8832 |
代表者 | 理事長 伊藤 友二 |
設立 | 昭和58年4月2日 |
地区 | 東三河全域(豊橋市/豊川市/田原市/蒲郡市/新城市/北設楽郡) |
組合員数 | 令和5年4月1日現在 403名 |
出資金 | 令和5年4月1日現在 5,713万円 |
事業内容
1. 予備車検ライン(大型・小型・2輪用の3コース)の運営
国家資格二級整備士のテストセンター検査員により、車検のための持ち込み車両の事前検査をし、車検不合格によるタイムロスを無くし、検査場における合格率の向上をはかることにより、組合員の車検業務の効率化をきめ細かい心配りで応援しています。
テストコース大型コース
小型コース
二輪コース
2. 購買事業
整備用機器・工具・鉱油・バッテリー・作業服・安全靴から販売促進用品に至るまで展示販売と注文販売をし、組合員への利便、サービスの提供を実施しています。(下記写真は展示場の様子)
・整備関連メーカーの機器展示と斡旋。
・組合員共同企画による一括購入の斡旋。
3. 自動車(軽自動車の名義変更含)の登録関係
軽自動車の各種届出代行、ならびに自動車税・自動車取得税・重量税の問い合わせ等、利便の提供をしています。
4. 検査・登録関係に必要な申請用紙の販売・取次ぎ
愛知県自動車整備振興会を通じ、認証工場・指定工場の整備・検査、ならびに登録関係に必要な各種申請用紙の取次ぎ、販売等の窓口業務をしています。
5. 関係官庁への要望書の提出
整備業界の円滑な経営のため、業界が抱えている問題を関係官庁、関係諸団体に組合として発言、交渉をして改善を図っています。
6. 公益事業
愛知県自動車整備振興会の東三河の6支部(豊橋・豊川・蒲郡・新城・渥美・北設)を通じ、マイカー点検教室を始めとする交通安全活動等の公益事業に積極的に協力しています。
→右の写真は、豊橋支部の街頭検査の様子。
ご入会について
当組合は組合員皆様の協力により順調に実績を伸ばし、平成7年以後は会費を徴収しておりません。
組合員の皆様が組合を利用して頂いた利益により運営されています。
さらに、利用者配当金として、例年350万円ほどを利用者に還元しています。
アクセスマップ
愛知県東部自動車整備協同組合
〒441-8077愛知県豊橋市神野新田町字京ノ割18番地
TEL:0532-32-8831 FAX:0532-32-8832
豊橋車検場設立に向けた組合の歴史と活動経緯
昭和31年8月 | 豊橋三ツ相町318地内に、従来は路上に於いての自動車の車検を同一拠点車検場として、東三河自動車連合会の維持運営による出張検査業務を開始したことに始まる。 |
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昭和38年3月 | 上記出張車検場の業務量の増加により、三ツ相町より移転を決意する。 |
昭和42年12月 | 新車検場を建設するため、東三河4市、4郡(当時)在住の自動車整備業界全員により、東三河自動車連合会を東三河自動車販売整備協同組合と改称し、陸運局の認可を得て組合を設立する。 |
昭和43年12月 | 正式に組合として設立した東三河自動車販売整備協同組合、自家用組合、豊橋商工会議所、トラック団体、タクシー団体、その他自動車関連諸団体の協力を得て、豊橋市嵩山町下角庵81地内に協力業界全員出資による出張車検場を建設完工し、諸団体と共に維持運営をする。 |
昭和49年以後 | 常設の豊橋車検場誘致のため、東三河住民30万人の署名運動を展開するとともに、一刻も早い車検場開設のお願いを関係各省庁に陳情する。 |
昭和58年4月 | 愛知県東部自動車整備協同組合が法人登記される。 |
昭和63年10月 | 長年の誘致運動が実を結び、豊橋市神野新田町字京ノ割18に中部運輸局愛知陸運支局豊橋自動車検査登録事務所が開設される。開所に合わせ、愛知県東部自動車整備協同組合が現在の車検場隣接地にて予備車検場を併設し、業務を開始する。 |
平成元年10月 | 東三河自動車販売整備協同組合が解散する。 |
平成12年10月 | 豊橋車検場開所後には早くも軽自動車車検場の誘致運動を強力に進めた結果、軽自動車検査協会愛知主管事務所豊橋支所の早期開設に成功し現在に至る。 |
→左の写真は、昭和43年12月に完成した嵩山車検場の外観。(豊橋市嵩山町下角庵81地)